
ミネラルが五大栄養素で1番大切だった!
blog
2020.06.26渋谷区松濤にあるオーダーメイドパーソナルエステ、UZU beauty salon の白水優衣です。
フィットネスブームでプロテインが流行ったり。風邪にはビタミン、肌荒れにはビタミンとサプリが流行ったり。
けれど!ミネラルがないと身体を作るプロテインのタンパク質やビタミンが働かないこと、知っていますか?!
ミネラルは炭水化物・脂質・ビタミンとならぶ5大栄養素の1つ。
ミネラルは私たちの体の5%を構成しています。
たった5%のミネラルが、ミネラル以外の4大栄養素を十分に機能させるための調整役なんです。
すべての病気を追求すると、例外なくすべてがミネラル欠乏にたどり着く。とまで言われています。
1番重要な栄養素と言っても過言ではないのでしょうか。
ミネラルとは?
以下の名前はよく聞いたことがあると思います。総称してミネラルと呼びます。
主要ミネラル→カルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、塩素、イオウ。
微量ミネラル→鉄、亜鉛、銅らマンガン、ヨウ素、セレン、モリブデン、クロム、コバルトなど60種類以上。
ミネラルの役割1
体の組織を作る。
歯や骨、赤血球などの組織をつくる材料となります。以下カラダのどこで働くかも記述しております。
ミネラルの役割2
体の機能を調整する。
筋肉の収縮や神経細胞の間での情報のやりとりを助けるほか、発育や代謝をサポートする酵素の構成成分になります。
ビタミンばかり注目されてきましたが、ビタミンは役割2の体の機能を調節するという働きのみ。
組織を作ってくれるのはミネラルなんです。
イライラとカルシウムの関係
イライラしているとき、「カルシウム不足だね」って言われたことはありませんか?
医学的には血液中のカルシウムが極端に減ると、不足分を補うために骨からカルシウムが溶け出し、これが神経細胞内に蓄積されると情緒
不安定などのイライラの症状につながると考えられています。
さらにストレスがあると体内へのカルシウムの吸収を妨げることもあります。
イライラしてる時ほどカルシウムを意識的に摂ることは大切ということですね!
女性とミネラルの関係
女性には月に一回の月経があり、この時に大幅に鉄を失うことになるので、月経時にはとくに鉄分を摂るようにしましょう。
そして更年期になると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が低下します。
エストロゲンはカルシウムの吸収を助ける大切かホルモンなため、エストロゲンの低下と共にカルシウムの吸収も低下してしまうのです。
そうするとイライラとカルシウムの関係性でも述べたように、情緒不安定などのイライラの症状がでてきてしまうんですね。
そして妊娠・授乳期では、カルシウムの吸収率が40%も上がります。
赤ちゃんの分までしっかりと摂ってあげましょう。
ミネラルはどこで働くのか。
脳→銅、マグネシウム、リン
骨→カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、銅
骨髄→鉄
神経→カルシウム、マグネシウム
血液→カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、銅、亜鉛
筋肉→カルシウム、マグネシウム、リン、マンガン、鉄、銅、亜鉛
肝臓→鉄、銅、亜鉛、マンガン、リン、セレン、モリブデン
腎臓→銅、マンガン、セレン、モリブデン
脾臓→鉄
胃→塩素
歯→カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、フッ素
首(甲状腺)→ヨウ素
細胞膜→リン
エネルギー→リン
酵素→マグネシウム、銅、マンガン、セレン、亜鉛
ミネラルを含む主な食材例。
カルシウム→牛乳、小松菜、モロヘイヤ、ひじきなどの海藻類。
マグネシウム→納豆、豆腐などの大豆食品。あさり、はまぐりなどの貝類。
カリウム→バナナ、アボガド、ひじきなどの海藻類。
ナトリウム→味噌、醤油、梅干し。
鉄→レバー、ひじき。
銅→レバー、ホタルイカ、牡蠣、納豆。
亜鉛→生牡蠣、牛肉、納豆、玄米ご飯。
リン→プロセスチーズ、魚卵。
マンガン→栗、くるみ。
ヨウ素→ひじき、わかめ
セレン→たらこ、マグロ
クロム→鯖、昆布
モリブデン→納豆、レバー、あずき
気をつけたいのがナトリウムとリン。
ナトリウムを摂りすぎるとむくみの原因に。
リンを摂りすぎるとカルシウムが骨から血中へ放出され、骨が脆くなる原因に。
まとめ
五大栄養素で1番重要な役割を担うミネラル。
野菜が育つ土壌のミネラルが減り、野菜を食べても現代人には不足しているミネラル。
さらにはコンビニや外食での添加物で排泄されてしまうというミネラル。
意識して多めに摂ってあげてくださいね╰(*´︶`*)╯